坂茂ハイチ

友人の建築家、坂茂氏がまたまた動き出しました。坂茂さんといえば神戸大震災の時にすぐに現地入りし紙の教会を作り、復興にいち早く貢献したことで知られます。彼はその後飢餓で苦しむアフリカの人々に紙の支柱を使ったテントを設計し送り続けました。 四川大地震のときもいち早く現地入りし、「自分に出来ることは家を建てることだ」の一念で復興に貢献されています。このたびのハイチ地震でもドミニカよりすぐにハイチ入りし、国家的援助もない中で、単独で五〇軒のテントハウスを建て始めています。しかも坂さん、胆石の手術の翌日、医者の反対を押し切ってのハイチ入りです。私は彼が パリに帰って来た直後に会いました。笑いながら、医者には怒られました、とぼやいておられたのが印象的でした。その使命感と想像性に何かお手伝いできないものか と考えていました。辻さん、テントハウスは僅か三万円ほどで一軒出来るんですよ、この写真をみてください。現在はゴミ袋と枝だけの粗末なテントで生活をしています。台風がきたら、こんなので生活できないでしょ、どうするんですか? と坂さんは訴えます。 でも、坂さん一人の力では彼らを救うことはできません。

目標は、一軒三万円ほどの仮設テントを、雨季に入る5月より前に約五〇棟仕上げることだそうです。写真にあるように、アメリカ大使館横の空き地に、現在、雨の防ぎよう のない、プラスチックや木片で作ったテントで暮らしている五〇家族ほどがいらっしゃるそうです。そこに、坂さんが仮設テントを建てようとしています。

坂さんの活動を少しでも助けようとこの情報ページをしばらくのあいだここ愛情路線の一隅に置きます。下記の坂さんのHPから入ってもらい、ハイチの惨状を覗いてみてください。そして、もし寄付を希望される方がおられたら、どうぞ、よろしくお願いします。チリでも大地震がおこりました。彼を求める声が世界中からわきおこっています。 人間の心と英知がこの星を助けることができるかも・・・。 私のようなダメオヤジに出来ることは何だろう、と考えさせられるほど、坂さんの行動力はまぶしいです。
みなさん、よろしくです。

辻仁成

坂茂事務所のHP

http://www.shigerubanarchitects.com/
http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_news_4.htm

DISASTER RELIEF PROJECT:HAITI [PDF]